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ESP32で顔検出・MNIST・CIFAR-10を動かすエッジAIサンプルが公開

ESP32でAI推論を試そうとすると、フレームワークのセットアップからモデルの変換・書き込みまで、手順が多くて始めにくい。Vini Muchulski氏が公開した「ESP32 AI at the Edge」は、TensorFlow Lite for Microcontrollers(TFLM)とESP-DLを使ったサンプルを5種類まとめたリポジトリで、GitHubで公開されている。

収録されているプロジェクトは難易度の異なる内容だ。まず、サイン波の予測(Hello World相当)でツールチェーンの動作を確認する。次に、手書き数字認識(MNIST)で分類パイプラインと量子化の基本を学ぶ。画像分類(CIFAR-10)では10クラスの識別を試せる。さらに、軽量アーキテクチャのMobileNetV2をバックボーンに使ったCIFAR-10の精度向上バリアントも含まれる。最後に、ESP-DLを使ったオンデバイスの顔検出が用意されている。

TFLMを使うプロジェクトはすでにライブラリを同梱しており、追加インストールは不要だ。Wi-Fi経由でAPIにデータや画像を送ってESP32側で推論し、結果を返す構成も各プロジェクトに含まれている。顔検出のみESP-IDFを使うため、idf.pyでビルド・書き込みを行う。ハードウェアはPSRAMを搭載するESP32-S3が推奨されている。ライセンスはApache-2.0だ。

関連情報

vini-muchulski/ESP32_AI_at_the_edge(GitHub)

FabScene編集部

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