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ESP32-C3とOLEDでPCの状態を監視、オフライン時はレトロゲーム風時計に——500円で作れる小型モニター

ESP32-C3 SuperMiniと0.96インチOLEDディスプレイを使い、PCの状態をリアルタイムで監視する小型モニターのプロジェクトがMakerWorldで公開されている。PCがオフラインのときは、マリオやスペースインベーダー風のアニメーション付き時計として動作する。

ハンドルネーム「Keralots」氏が公開したこのプロジェクトでは、PC側で動作するPythonスクリプトがLibreHardwareMonitor経由でCPU使用率や温度、RAM、GPU温度、ディスク使用量、ファン回転数などのデータを取得。Wi-Fi経由でESP32に送信し、OLEDディスプレイにプログレスバー付きで表示する。

PCの電源がオフになるかスクリプトが停止すると、ESP32は自動的に時計モードに切り替わる。時計には複数のアニメーションスタイルが用意されており、マリオが時刻の数字を「叩く」アニメーションや、スペースインベーダーのエイリアンが画面を横切るアニメーション、ポンのパドルとボールが動くアニメーションなどから選択できる。

Web設定ポータルで各種カスタマイズに対応

ESP32のIPアドレスにブラウザでアクセスすると、Web設定ポータルが開く。ここから時計スタイルの選択、時刻フォーマットやタイムゾーンの設定、表示ラベルのカスタマイズが可能。設定はESP32のフラッシュメモリに保存され、再フラッシュなしで変更できる。

初回のWi-Fi設定は、ESP32が作成する「PCMonitor-Setup」というキャプティブポータルから接続する。最新のファームウェアv1.3.0では、表示するメトリクスをGUIから選択できるようになった。

必要な部品はESP32-C3 SuperMiniモジュールと0.96インチI2C OLEDディスプレイ(SSD1306、128×64ピクセル)で、Aliexpressなどで入手できる。1.3インチOLED(SH1106)にも対応している。3Dプリント用のケースデータも公開されており、総コストは約3ユーロ(約470円)に収まる。

ファームウェアとPythonスクリプト、3Dプリント用データはGitHubとMakerWorldで公開中。WindowsとLinuxの両方に対応している。

関連情報

SmallOLED-PCMonitor(GitHub)

FabScene編集部

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