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ラズパイで動くハイレゾ対応音楽プレーヤー「NPlay」、スペアナ表示やパラメトリックEQを搭載

ある開発者が、Raspberry PiとLinux向けの軽量音楽プレーヤー「NPlay」を公開した。ローカルに保存した音楽ファイルの再生に加え、インターネットラジオやストリーミングサービスとの連携にも対応する。

NPlayの特徴は、専用の音楽再生OSを必要とせず、通常のRaspberry Pi OSやLinuxディストリビューション上で動作する点にある。Raspberry Piを他の用途にも使いたいユーザーにとっては、OSを切り替える必要がなく利便性が高い。

対応フォーマットはWAV、FLAC、MP3で、16bit、24bit、32bitのオーディオファイルを再生できる。Webブラウザー経由のリモートコントロールに対応しており、同一ネットワーク内のスマートフォンやPCから再生操作が可能となっている。

オーディオ機能として、12バンドのスペクトラムアナライザー表示やパラメトリックイコライザーを搭載する。ピークホールドやフォールオフの設定変更にも対応した。USB DACなど外部オーディオデバイスの選択機能を備えており、Linuxの「aplay -l」コマンドで認識されるDACであれば動作するという。ビットパーフェクト出力のためにDSPエフェクトをバイパスする機能も用意されている。

その他の機能としてはMusic Player Daemon(MPD)との連携により、インターネットラジオの再生に対応する。高音質ストリーミングサービスQobuzとの連携機能も備え、MPDとUpMpdCliを介して再生できる。Google Gemini AIを活用した楽曲情報取得機能「Ask AI」も搭載した。

そのほか、プレイリスト管理、メタデータタグ編集、アルバムアート表示、スリープタイマーといった機能を備える。ナイトモードでは、暗い環境での視聴に配慮した表示に切り替わる。REST APIとWebSocketsによるリアルタイム更新にも対応しており、開発者が独自の連携機能を構築できる。

開発はRaspberry Pi 5とRaspberry Pi OS Bookwormで進められた。Raspberry Pi Zero 2 Wやx86/x64のAMDデスクトップでも動作確認されている。Ubuntu 24、Puppy Linux、Debian Trixieといったディストリビューションでの動作も報告されている。ソースコードは将来的にオープンソース化を予定しているという。

関連情報

NPlay-Music(GitHub)

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FabScene編集部

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