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飛行前の天気を自分で観測したい、パラグライダーパイロットが気象ステーションを自作

パラグライダーの飛行インストラクターとして働くNathar_Ghados氏が、自分たちのコミュニティ向けに自作した気象観測ステーションをRedditに投稿し注目を集めた。

パラグライダーは風の強さや向き、気温、湿度といった気象条件が飛行の安全を直接左右するスポーツだ。プロが使う気象ステーションは高価で、設置場所も限られる。Nathar_Ghados氏は「仲間のパイロットたちが使えるような、品質の高い気象ステーションを自分たちで作れないか」という思いからこのプロジェクトを始めた。

完成した気象ステーションは、ソーラーパネルで発電した電気をバッテリー(12V・7.2Ahの鉛蓄電池)に蓄えて動く完全自立型だ。気温・湿度・風などのセンサーで収集したデータは、Wi-Fi経由でスマートフォンのアプリ「Blynk」に送信され、離れた場所からリアルタイムで確認できる。制御には小型のマイコンボード(NodeMCU)を使っており、ソーラーパネルの出力をマイコンに適した電圧まで下げる変換回路も自作した。

投稿では「失敗談」も包み隠さず公開されている。試作中にマイコンボードの端子どうしをショートさせて基板を壊してしまい、買い直す羽目になったこと、電子部品を基板に手ではんだ付けするのが「人生2回目」だったことなどが率直につづられている。今回は部品を直接はんだ付けするのではなくソケット方式にして配線を二重チェックしたことで、この失敗を防いだという。

投稿を見た気象センサーメーカー「Argent Data Systems」が自社のプロ用気象ステーションキットをスポンサーとして提供することを申し出た。コミュニティからは「ずっと同じようなものを作ろうとしていた」「ソーラーパネルの固定には気をつけて、風で飛ばされるから」といった共感や助言のコメントが寄せられている。

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FabScene編集部

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