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CardputerでPDAを作る——LoRaチャットからAIまで詰め込んだUI

M5Stack Cardputerは、ESP32-S3を搭載したカード型の小型コンピューターだ。1.14インチ・240×135ピクセルのLCDと56キーのキーボード、スピーカーをカード1枚サイズに収め、3万円以下で入手できる。このCardputerをPDA(携帯情報端末)風のUIで操作するファームウェア「PDAputer」が、GitHubで公開されている。

制作者はnishad2m8氏。LVGLとPlatformIOを組み合わせ、ナビゲーション可能なアプリランチャーのUIフレームワークを実装した。UIの設計にはEEZ Studioを使っており、.eez-projectファイルとして配布されているため他者が編集・改変しやすい形になっている。EEZ Studioは組み込みシステム向けのGUIデザインツールで、LVGLのUIをビジュアルで構築できる。

現時点では「制作中(Work in Progress)」と明示されており、UIフレームワークとナビゲーションは動くが、個別アプリの画面はまだ実装されていない。計画されているアプリはAIチャット・FM/Webラジオ・音楽・ゲーム・LoRaチャット・GPS・設定の8種類で、Cardputerのスピーカーや無線通信機能を活かした構成だ。

コードはC/C++(C 85%・C++ 15%)で書かれており、PlatformIOを使ったビルド手順がREADMEに記載されている。UIフレームワーク部分だけを流用してCardputer向けの別プロジェクトの土台にできる設計になっている。

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FabScene編集部

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