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Arduino App Lab新バージョン、プロジェクト共有とオフライン開発を強化

Arduinoは2026年2月4日、Arduino UNO Q向けの統合開発環境「Arduino App Lab」の新バージョンをリリースした。プロジェクトのインポート/エクスポート機能やオフライン作業のサポート強化など、5つの主要なアップグレードが実装されている。

Arduino App Labは、Arduino UNO Qに特化した開発環境で、マイクロプロセッサ側で動作するPythonコードとマイクロコントローラ側で動作するArduinoスケッチを単一のインターフェースから統合的に開発できる。Arduino UNO Qは、Qualcommのアプリケーションクラスプロセッサ「Dragonwing QRB2210」とSTMicroelectronicsのマイクロコントローラを搭載し、シングルボードコンピュータとしても動作する。

最も注目すべき機能は、標準ZIPファイル形式でのプロジェクトインポート/エクスポートだ。UNO Qからアプリケーションをコンピュータにエクスポートし、Arduino App Labに再インポートできるため、アップデートや実験の前にアプリケーションを安全にバックアップしたり、共有されたプロジェクトを簡単に受け取ったりできる。

UNO Qのオペレーティングシステムイメージの更新も簡素化された。Arduino App LabがUNO Qのイメージが古いことを自動的に検出し、アプリ内で直接アップデートをガイドする。CLIツールやターミナルコマンドを使う必要がない。オフライン環境で作業するユーザー向けには、ボタンをクリックするだけでボードのインターネット接続をスキップできる機能も追加された。コーディング、アプリケーションの閲覧、統合された学習セクションの閲覧だけであれば、インターネット接続を設定せずにArduino App Labを使用できる。

また、Arduino App Labとボードソフトウェアのアップデートをスキップできる機能が追加された。Arduinoは常に最新の状態に保つことを推奨しているが、重要なArduino修正に関する必須アップデートは維持されている。UIとインタラクションの編集面では、HTML、CSS、JavaScript、および関連するWeb開発言語のシンタックスハイライトに対応し、可読性が向上した。

なお、Arduino UNO Qは現在4GBバリアントも利用可能となっている。最新バージョンのArduino App Labは、Arduino公式Webサイトからダウンロードできる。

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Introducing the latest Arduino App Lab release

FabScene編集部

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