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エンタープライズ向け20 TOPSの4Kエッジカメラ「NeoEyes NE503」

CamThinkが、撮影した映像をカメラ自身でAI処理する4KエッジAIカメラ「NeoEyes NE503」を発表した。主にシステムインテグレーターやOEM、開発者向けの製品で、クラウドや別のサーバーに送らず、カメラの中で物体検出や顔認識などをこなす。価格は1199ドル(約19万円)で、出荷は2026年7月下旬を予定する。

中核はHailoのSoC「Hailo-15H」で、AI処理に特化した部分が20 TOPS(1秒あたり20兆回の演算)の性能を持つ。8GBのメモリと64GBのストレージを備え、複数のAIモデルを同時に動かしながら4K映像を処理できる。推論の遅れは50ミリ秒未満に抑える。撮像はSony製の4Kセンサー「IMX678」と8〜32mmのオートズームレンズが担い、0.01ルクス以下の暗い場所でもカラーで撮れる。

対応するAI処理は幅広く、物体検出やOCR(文字認識)、顔の検出と認識、別のカメラ映像から同じ人物を見つける再識別、姿勢推定、行動分析などをこなす。人物検出のYOLOv8nなど、学習済みのモデルがあらかじめ入っている。画像と言葉を結びつけるCLIPも積み、「赤いジャケットの人」のような言葉での検索にも対応する。

特徴は、特定メーカーのソフトに縛られない開かれた設計にある。Yocto Projectで構築したLinuxを土台に、アプリをコンテナの形で出し入れでき、Python SDKやREST API、SSHから開発できる。RS-485やアラームの入出力、PoEでの給電に対応し、IP67の筐体で-40〜60℃の環境でも動く。既存の産業設備や防犯システムに、ゲートウェイ機器を足さずに組み込める。

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FabScene編集部

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