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Espressif、AIに話しかけてアプリを作る画面付き端末「ESP-Mosaico」を発売

中国Espressif Systemsは2026年10月20日、マイコン「ESP32-S31」を載せた画面付きの開発端末「ESP-Mosaico」を発表した。カメラやセンサーなどのモジュールを組み合わせて機能を広げられ、AIエージェントに話しかけるだけでアプリを作れるとしている。同社の公式ストアで59ドル(約9400円)で販売している。

本体は、480×480ドットの有機ELタッチ画面と、振動で操作の手応えを返す仕組み、バッテリーを内蔵した小型の端末だ。ESP32-S31は最大320MHzで動くRISC-Vのマイコンで、Wi-Fi 6とBluetooth 5.4、スマートホーム向けの無線規格Thread(1.4)とZigbee(3.0)に対応する。本体には20ピンの拡張コネクターを2つ設けた。カメラ、音声、センサー、ボタン、照明、モーターなどの対応モジュールを付けると本体が自動で認識し、配線やドライバーを用意する手間を減らせるという。

開発の方法は2通りある。1つは、端末に組み込んだAIエージェント「ESP-Claw」に作りたいものを文章で伝える方法で、PCに開発環境を用意しなくても試作品を作れる。ESP-ClawはEspressifがGitHubでApache 2.0ライセンスで公開しているエージェントの枠組みで、会話で決めた動作をLuaのスクリプトにして端末で動かす。作ったアプリは、スクリプトや画像、必要な周辺機器の情報をまとめた「Skills」として共有できる。

もう1つは、外部のAIエージェントに開発を任せる方法だ。同社は、画面の部品や制約をJSONで記述する画面の枠組み「ESP-GSP」、書き込みや操作、画面の状態、性能、障害の情報を1つの窓口で返すデバッグの仕組み、回路図やサンプル、エージェント向けの資料をそろえ、エージェントがプログラムの作成から書き込み、動作確認、修正までを繰り返せるようにした。

複数の端末を並べると、互いの位置と向きを認識し、無線で画面の状態を合わせられる。同社は、画面をまたいで遊ぶゲームや、組み合わせて使う情報表示を用途に挙げる。公式ストアのほか、AliExpressやTaobaoでも扱う。同梱物と出荷時期、日本の技術基準適合証明(技適)の取得は、公式サイトに記載がない。

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FabScene編集部

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