booyaka101氏が、Home Assistantで使う拡張機能のうち、近いうちに動かなくなるものを名指しした一覧「Breakage Radar for Home Assistant」を公開した。2500件を調べたところ508件が該当し、それぞれがいつ止まるかまで示している。
Home Assistantは、エアコンや照明、電気メーターといった家中の機器を1つの画面からまとめて操作する無料のソフトウェアだ。機器のメーカーごとに、橋渡しをする小さなプログラムを入れて使う。公式が用意していないメーカーの分は、有志が作った橋渡しを「HACS」という非公式の配布所から入れることが多い。今回調べられたのは、この有志製の橋渡しにあたる。
Home Assistantは月に1度の頻度で更新され、そのたびに本体側の書き方の作法が少しずつ変わる。古い書き方は、いつのバージョンで使えなくなるかを予告したうえで削られていく。公式の橋渡しは本体側で直されるが、有志が作った分は作者が自分で書き直すしかない。作者が更新をやめていれば、ある日のバージョンアップでその機器だけが画面から消える。利用者からすれば、壊れて初めて気づくことになる。
一覧は止まる時期ごとに区切られている。2026年10月の更新で対象になるのは7件で、直し方も1行で済む軽いものだ。2026年11月では71件が該当し、電気やガス、水道の使用量を取り込む橋渡しが多く並ぶ。最も大きいのは2027年8月の422件で、機器を登録する仕組みそのものが変わるため、書き直しの範囲が広い。その手前にも、2027年5月に9件、同年7月に28件が控える。各行には、直すべきファイルの名前と行番号まで載る。
判定には34個のルールを使い、確からしさの段階で絞り込める。根拠として、Home Assistantの開発者向けの告知や本体のプログラムの該当箇所が添えられる。対象にはHACS自身のほか、Bambu Labの3Dプリンターとつなぐ橋渡しも含まれる。なお、Home AssistantとHACSのどちらの公式でもなく、個人が作った資料だ。同氏は、推測で並べたものではなく、実際に配布所を巡回して集めた結果だと明記している。