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超音波でもふもふ度を測定、やわらかさセンサボードが7980円

スイッチサイエンスが2026年2月12日、「もふもふセンサーボード」の販売を開始した。価格は7980円(税込)。X-Worksからの受託販売商品だ。

通常のToF(Time-of-Flight)センサは物体までの「距離」を測定するが、この製品は物体の「やわらかさ」を測定できる。超音波の反射特性を解析することで、金属プレートのような硬い物体からクッションのような柔らかい物体まで、0〜100%の数値で表現する。

TDKのオープンソースアルゴリズムを活用

センサにはTDK InvenSenseの超音波ToFセンサ「CH101」を搭載している。CH101はMEMS技術ベースのセンサで、3.5mm×3.5mmの小型パッケージに圧電マイクロ加工超音波トランスデューサ(PMUT)とSoCを統合している。測定範囲は4cm〜1.2mで、照明条件に影響されず、物体の色や透明度にも左右されない。

TDKはGitHub上で「Mof-Mof Detection」というサンプルプログラムをオープンソースで公開している。この製品には同プログラムが書き込み済みのため、USBケーブルを接続するだけで動作を確認できる。

マイコンにはRaspberry Pi財団のRP2040を採用した。USB接続時はUSB CDC ACM(仮想シリアル)として認識され、TeraTerm等のシリアルコンソールソフトから操作できる。測定対象を200mmの距離に平らな面を垂直に設置し、コマンドを入力すると、やわらかさが%で表示される。

Groveコネクタで外部接続にも対応

Groveコネクタ(3.3V UART)も搭載しており、外部マイコンボードと接続して使用することもできる。RP2040のファームウェアを自分で書き換えれば、独自のアプリケーションにも活用できる。

やわらかさの測定は、医療分野での触診補助、食品の質感評価、ロボットのグリップ制御など、様々な用途が考えられる。本製品は評価・体験用途の商品で、技術的な質問には販売元は回答しないため、ユーザー自身で解決する必要がある。なお、無線機能は搭載していないため、技適の対象外だ。

関連情報

もふもふセンサーボード(スイッチサイエンス)

FabScene編集部

FabScene編集部