スイッチサイエンスは2026年3月12日、Raspberry Pi独自開発のマイコンRP2350Bを搭載した開発ボード「Picossci(ピコッシィ)2B Branch」を5500円で発売した。GROVEコネクタ8個とQwiicコネクタ2個の計10ポートを持ち、センサーを多数接続するIoT開発や教育用途向けに設計されている。
接続まわりで目を引くのが2系統の独立I2Cバスだ。QwiicコネクタのCN9/CN10と、GROVEコネクタのCN2〜CN4は物理的に別のバスに分かれており、I2Cアドレスが固定されている同一センサーを2台同時に繋いで使えるようになっている。残りのGROVEポートのうちCN5〜CN8はデジタル入出力に加えアナログ入力とI2Cにも対応し、CN1はさらにUART通信もサポートする。ポートの役割はソフトウェアから柔軟に切り替えられる。
そのほかの主な搭載部品は、4個の汎用LED(黄緑2個・赤2個)、左右押し込み対応のレバースイッチ、microSDカードソケット、USB Type-Cコネクタ、3.3V/700mA出力電源回路。グラフィック液晶接続コネクタも標準で実装されており、同時発売の「AQM1248A小型グラフィック液晶ボード(ピンヘッダ付き)」(1980円)を差し込むだけで128×48ドットのディスプレイを追加できる。このディスプレイモジュールはレベルシフターを内蔵しており、3.3V系・5V系どちらのマイコンとも接続可能だ。
5V入力端子とSWD信号端子は配線パターンのみ実装されており、必要に応じてはんだ付けすることで拡張できる。