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質量45g、直径50mmの超音波式風向風速センサー「ULSA EVO」、ESP32-C3内蔵でプログラミングも可能——税込8万円前後で今夏発売

ストラト・ビジョン(福岡県北九州市)は、超小型の超音波式風向風速センサー「ULSA EVO(アルサ・エヴォ)」を発表した。2022年に販売を開始した「ULSA BASIC/M5B」の後継機種で、2026年夏に税込8万円前後での発売を予定している。

ULSA EVOは直径50mm、全高57mm、質量45gの小型軽量設計で、現行機種のULSA M5Bと比べて包絡体積を68%削減した。超音波の到達時間(ToF)の変化を計測して風向と風速を検出する仕組みで、カップやプロペラのような可動部品がなく、摩耗や破損のリスクが低い。

Wi-Fi/Bluetooth LE対応のMCU「ESP32-C3-MINI-1-N4」(4MBフラッシュ)を内蔵し、用途に応じたファームウェアのカスタマイズが可能だ。USB Type-Cで給電とシリアル通信を行い、Grove互換コネクタやmicroSDカードスロット、パッシブNFCタグも備える。リアルタイムクロック(PCF8563)を搭載し、CR927電池(別売)で内部時刻を保持できる。非防水で内蔵バッテリーはなく、有線給電のみに対応する。なお、測定スペックはプレスリリース時点では未公開だ。

ストラト・ビジョンは代表の河野紘基氏が1人で開発から製造までを手がける1人メーカーで、気象観測用気球の滑空回収システム開発の過程で超音波風速センサー技術が生まれた。2018年に原理試作を開始し、2022年にULSAとして製品化。2025年には日本風洞製作所との共同開発で最大風速50m/s対応の上位モデル「ULSA PRO」も発売している。

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FabScene編集部

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