ミニ四駆に電子制御を組み込むためのモータードライバ基板「XIAO MG24 Sense専用 ミニ四駆向け高電流モータードライバ基板」が、スイッチサイエンスの委託販売(スイッチサイエンスマーケットプレイス)で販売されている。製作者はkeimyojizai氏で、価格は7800円(税込)。設計データはGitHubで公開されている。
ミニ四駆のモーターは流れる電流が大きく、一般的な小型のモータードライバICでは扱いにくい。本製品は、オン抵抗の低いMOSFETとゲートドライバを組み合わせ、この高電流のブラシモーターを駆動できるようにしている。
機能はあえて絞り込んでいる。正転と逆転の両方を扱うHブリッジ回路ではなく、ミニ四駆で使う正転だけに対応し、その分小型にした。制動は、PチャネルのMOSFETでモーターの両端をつないで止めるショートブレーキに対応する。駆動と制動の切り替えは、信号のオンとオフの割合で出力を調整するPWMの1本の信号で行う。
電池の電圧、モーター側の電圧、基板の温度を読み取る機能も持つ。対応するマイコンボードはXIAO MG24 Sense専用で、このボードに載る姿勢センサー(IMU)と組み合わせると、コースの認識や、コーナーや坂の手前での減速といった制御ができる。製作者はこれを、ミニ四駆のAI制御に向けた部品と位置づける。電源はニッケル水素電池2本、またはリチウムイオン電池1本を想定する。
改造や競技、研究、教育での電子工作を想定した部品で、はんだ付けや配線、モーター制御の基礎知識が要る。ミニ四駆の車体やXIAO MG24 Sense本体、モーター、電池、配線材は付属しない。