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290円のCH32V003開発ボード「UIAPduino Pro Micro」発売、教育向けに充実ドキュメント

ビット・トレード・ワンの自電市場は2026年2月3日、CH32V003マイコン搭載の開発ボード「UIAPduino Pro Micro CH32V003 V1.4」の販売を開始した。価格は290円。製作者はUIAP_akari氏で、オープンソースハードウェアとして公開されている。

UIAPduinoは、教育機関とクリエイターへのヒアリングを基に、既存の開発ボードの課題に対応したArduino互換ボードだ。48MHzで動作するCH32V003を搭載し、Arduino IDEでのコーディングをサポートする。USB Type-C 1本で電源供給とプログラム書き込みの両方に対応する。

CH32V003は、中国WCH(Nanjing Qinheng Microelectronics)が開発したRISC-Vベースのマイコンだ。ローコストでありながら、十分な性能を持つため、教育用途や簡単なIoTデバイスに適している。このボードはch32funにも対応し、Arduino以外の開発環境でも利用できる。

最大の特徴は充実したドキュメントとサポート体制だ。製作者は「AIが動作するコードを生成できるほどドキュメントが手厚い」と説明する。動画解説も用意され、Arduino環境からすぐに開発をスタートできる。ユーザーがアプリケーションを共有できるリポジトリも整備されており、「情報不足で後発ボードは使いにくい」という課題を解消している。

ハードウェア面では、USB 2.0 Low-Speedデバイスとして動作し、HIDデバイスを作成できる。オンボードヒューズでUSBポートを保護する機能を搭載した。電源は3.3Vまたは5Vから選択可能で、初期値は5Vだ。

基板サイズは17.8×33.0×3.2mmで、重量は2.3gと軽量だ。底面がフラットなため、表面実装部品のように取り付けられる。コンスルー(高さ2.0mm、ピッチ2.54mm)での接続にも対応する。

対応OSはWindows 10/11、Ubuntu 22.04 LTS/24.04 LTS、Debian、Arch Linuxだ。RoHS準拠で、日本国内で設計され、全数検査を経て出荷される。無期限保証が付く。

関連情報

UIAPduino Pro Micro CH32V003 V1.4(ビット・トレード・ワン)
製品詳細ページ(UIAP)

FabScene編集部

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