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お風呂の換気扇つけ忘れを検知、Arduinoとラズパイでシャワーのカビ対策装置

浴室の換気ファンは、回し忘れるとカビのもとになる。シャワーを浴びるたびに必ずつければいいのだが、これが案外忘れる。インドから英国に移り住んだエンジニアのManivannan氏は、湿気がこもりやすい英国の浴室でこの問題に直面し、換気のつけ忘れを知らせる装置「AntiMould Shower Sentinel」を作った。

仕組みは2つの機器で成り立つ。1つはクライアント役の「Arduino UNO Q」で、Edge Impulseで作った機械学習モデルを動かす。もう1つはRaspberry Pi 5上で動くHome Assistantのサーバーだ。Arduino UNO QにはマイクがないためUSB Type-Cマイクをつなぎ、周囲の音を拾う。

ポイントは、ファンを自動でつけない点にある。自動化にはファンの主電源の配線をいじる必要があり、賃貸では難しい。そこでこの装置は、配線に手を加えず、WiFiとマイクだけでシャワーとファンの状態を音から見分ける。機械学習モデルは「シャワーが流れているか」「ファンが回っているか」の組み合わせを4つに分類するよう学習させてある。

シャワーの音を検知すると、装置はファンが回っているかを確認する。一定時間たってもファンの音がなければ、Arduino UNO QがHome Assistantに信号を送り、スマートウォッチなどへ「ファンをつけて」と通知が届く。逆に、シャワーを終えてもファンがつけっぱなしのときは、消すよう促す通知も送る。むだな電力を抑えるねらいだ。

シャワーとファンの状態を、新たなセンサーも配線工事もなしに音だけで見分ける。賃貸住まいで換気のつけ忘れに悩む人にとって、参考になる作り方だろう。

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FabScene編集部

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