コダックのチャーマーのような「持ち歩けてちょっと楽しい」カメラを作りたかった——dkumkum氏がRedditのr/raspberry_piに投稿したコンパクトデジタルカメラ「Optocam Zero」が1056のアップボートを集めた。ケース込みの外形寸法は51×71×18mm(カメラモジュールとスクリーンの出っ張り除く)で、14500型リチウムイオン電池を使って1回の充電で70〜80分使用できる。
中核はRaspberry Pi Zeroで、オートフォーカスカメラモジュール・1.4インチ240×240px LCDディスプレイ・USB-C充電対応の構成だ。撮影解像度は2592×2592px JPEGで、保存はバックグラウンド処理のためプレビューが途切れない。8種類のフォトフィルターを内蔵し、カメラのプレビューは15〜20fpsを維持する。画像転送はカスタムWi-Fiホットスポット経由のブラウザインターフェースで行い、スマートフォン・PC双方に対応する。電池は交換可能で、非操作時の画面減光でバッテリーを節約する機能も持つ。起動時間は22秒。
ケースはすべて3Dプリント製で、PETGまたはPETG-CF向けのBambu Studio用プロジェクトファイルと個別STLが用意されている。TPU製の保護スリーブとランヤードデザインも公開されている。ハードウェアフォルダにはBOM(部品表)、ビルドガイド(PDF)、CADファイルが同梱されており、Redditのコメントによる部品コストの試算は送料込みで約110ドル(約1万7500円)程度。ソフトウェアはClaudeを使って開発されたとのことで、インストーラーと設定ガイドも同梱されている。
初代Pi Zeroとの互換性については未検証で、フィルターを有効にした状態のプレビューfpsが不足する可能性があるとしている。