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映画『ハムナプトラ』の鍵を3Dプリントで再現、ひねると開閉する仕掛けを内蔵

映画に出てくる小道具を、自分の手で動く形にしてみたい。そんな思いを3Dプリントで形にした作品が、Redditのr/3Dprintingで反響を呼んでいる。1999年の映画『ハムナプトラ』(原題The Mummy)に登場する、ひねって開く鍵を再現したものだ。

劇中の鍵は、いくつものパーツが組み合わさった八角形のパズルボックス型で、回すと開く仕掛けになっている。今回の作品は見た目をなぞるだけでなく、その動きまで再現した点が目を引く。ひねると内部のカム(回転を別の動きに変える部品)が連動し、実際に開いたり閉じたりする。

造形はすべてPETG(樹脂の一種)でプリントしている。可動部分のピンには、3Dプリント部品ではなく小さな金属の釘を使った。制作者によると、構造上そこに大きな力はかからないため、釘でも問題なく動くという。カムを持つ蓋にはシリコングリスを塗り、引っかからずに滑らかに開くよう工夫している。材料について制作者は、PLAでも作れるとしつつ、こうした質感はPETGの方が出しやすいと話す。

制作者は、作品の3DデータをThingiverseで無料公開した。コメント欄には映画のセリフを引用するファンや、「ずっとこれが欲しかった」「データを共有してほしい」という3Dプリント愛好家の声が並んだ。鍵のかかる棺を作りたい、本を開く仕掛けに使いたいといった、二次利用のアイデアも次々と挙がっている。映画の世界を物理的に手元へ持ち込み、しかも動かせるという体験が、3Dプリントならではの楽しみとして受け止められている。

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FabScene編集部

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