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最高毎分1600回転の電動糸車を3Dプリントで作る「EEW Maker Kit」

電動糸車「Electric Eel Wheel(EEW)」シリーズを手がけるDreaming RobotsのMaurice Ribble氏は、本体の外装を利用者が自分で3Dプリントして組み立てるキット「EEW Maker Kit」の支援をKickstarterで募っている。キットにはモーターや基板など3Dプリントできない部品だけが入り、外装は好きな色で印刷できる。

キットの中身は組み立て済みのメイン基板、ブラシレスモーター、ディスプレー、速度の調整器、フットスイッチ、配線だ。ステンレスを削り出したスピンドル、ベアリング、セラミックの糸ガイド、駆動ベルト、ねじ類も付く。価格を抑えるため電源は含まれず、12V・3Aの電源を別に用意する。12VのバッテリーやUSB Power Deliveryに対応するモバイルバッテリーでも動かせる。

回転数は、糸に撚りをかけながらボビンに巻き取る部品「フライヤー」の位置で毎分200〜1600回転だ。モーターは専用に巻き線した「TEC 3650」を使う。ボビンの容量は8オンス(約230g)だ。標準の3Dデータで印刷した場合、組み立て後の重さは約3ポンド(約1.4kg)、大きさは120×205×195mmになる。

制御基板はモーターの状態を監視し、細い糸から太いアートヤーンまで回転を一定に保つ。回し始めと止めるときの加減速はソフトウェアで調整できる。糸が絡んだり何かが当たったりすると、フライヤーをすぐに止める機能も加えた。

3DデータはPrintablesでCC BY-SA 4.0ライセンスのもと公開しており、STLのほかAutodesk Fusionの元データも含む。ベータテスターのCraftmehappy氏は、容量を2倍の16オンスにしたボビンを設計した。3Dプリンターを持たない人に向けては、Ribble氏が試作キットで部品の合いを確かめた印刷業者を、米国、英国、EUなどで紹介している。

支援額はキットが99ドル(約1万6000円)で、配送は2027年8月の予定だ。配送先は世界各国で、募集は2026年12月3日に締め切る。約2カ月早く届く139ドル(約2万2000円)のコースは、枠が埋まっている。

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FabScene編集部

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