Erqos Technologiesが、工場などの機械を自動で動かす制御装置「EQSP32CE」を発売した。EspressifのESP32を中核に採用し、DINレールに取り付けられる。
EQSP32CEは、決められた手順で動作を制御するPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)と呼ばれる装置だ。中核のESP32-S3は240MHzで動き、8MBのフラッシュを持つ。個人のものづくりで人気の安価なマイコンが、そのまま産業の現場に入る形になる。
通信は、Wi-FiとBluetooth、有線LAN(Ethernet)に加え、産業でよく使うRS-485、RS-232、CANに対応する。入出力は16個の端子があり、ソフトの設定で、どれをセンサーの入力にも、機器を動かす出力にも切り替えられる。電源は7〜26Vと幅広く受け、DINレールに並べた拡張モジュール(温度や電流の測定など)に5Vを供給する。
開発は、なじみのArduino IDEやVS Codeから、専用のライブラリでできる。同社は、やりたい動作を言葉で書くとC++のコードを生成する「EQ-AI」という仕組みも用意し、通信や再接続、診断などの処理をまとめて作れるとしている。