数本のフィラメントから何十もの色を出せるオープンソースの機能「ColorMix」を、Prusa Researchが、同社のスライスソフト「PrusaSlicer」と「EasyPrint」用に公開した。複数の色を扱える3Dプリンター向けの機能だ。
ColorMixは、異なる色のフィラメントを薄い層で交互に積むと、目にはどんな色に見えるかを計算する仕組みだ。印刷の網点(あみてん)の考え方を、3Dプリントの層に持ち込んでいる。インクの代わりに、シアン、マゼンタ、イエロー、黒、白の5色のフィラメントを層ごとに混ぜ、何十もの中間色を作る。スプールを1色ずつ入れ替えなくても、少ない本数で多くの色を出せる。
使うには、フィラメントを切り替えられるマルチマテリアル対応の3Dプリンター(MMUやツールチェンジャーなど)と、PrusaSlicer 2.9.6またはEasyPrintが要る。とても薄い層で印刷するほど、色がきれいに混ざる。この手法は、Ratdoux氏のOrcaSlicer-FullSpectrumや、Justin H. Rahb氏のフィラメント混色ツールなど、オープンソースの3Dプリント界隈のアイデアを土台にしている。
ColorMixはMITライセンスで公開され、誰でも使える。Prusa Researchは、近く投入する多ノズルの機種「CORE One INDX」に先立って、この機能を出したとしている。