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ヒューマノイド「Figure 03」が200時間で約25万個を故障なく仕分け

Figure AIが、ヒューマノイドロボット「Figure 03」による200時間連続の自律稼働デモを完遂したと発表した。ライブ配信を続けながら荷物の仕分け作業を行い、合計で約25万個(24万9560個)を処理。その間、ハードウェアの故障やシステムの停止は一度もなかったという。

このデモは、産業オートメーションの専門家Scott Walter氏が出した「8時間の連続稼働に耐えられるか」という挑戦への回答として始まり、想定を大きく超えて200時間、約9日間にわたって続いた。3体のロボットが交代しながら24時間体制で稼働し、仕分け速度は1時間あたり平均1248個。1個あたり約3秒という人間の作業速度に、ほぼ並ぶ水準に達したとしている。

ロボットは遠隔操作なしで動く。視覚や触覚、全身の制御を1つにまとめた自社開発のAI「Helix-02」が、カメラの映像から直接判断してバーコードを読み取り、荷物の向きをそろえてベルトコンベヤーに載せる。バッテリーはおよそ4時間で切れるが、残量が減ると別の機体が自動で作業を引き継ぎ、消耗した機体は足に内蔵された無線の充電ドックへ自分で歩いて戻る。動作中にスタックしたり想定外の状況に陥ったりした場合は、AIが自動でリセットをかける仕組みも備える。

Figure 03は身長約173cm、体重約61kg。荷物の大きさや形に応じて片手と両手を使い分け、遠い物には上半身を前に伸ばして取る。200時間の間には荷物を落としたり向きを間違えたりする場面もあったが、Figureはこれらを荷物の扱い上のミスで、ロボット自体の故障ではないと説明している。同社は時価総額390億ドル(約6兆2000億円)規模のスタートアップで、Tesla(テスラ)やApptronikなどと、物流や工場でのヒューマノイド実用化を競っている。

FabScene編集部

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