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「いま忙しい」「通話中」をさりげなく表示ーー集中用ガジェット「BUSY Bar」

Flipper Devicesが、卓上に置く集中支援ガジェット「BUSY Bar」を発表した。正面のLEDディスプレイに「取り込み中」と表示し、周囲に話しかけないよう知らせる装置だ。発売は2026年7月14日を予定する。

Flipper Devicesは、電波を使った実験や解析に使えるマルチツール「Flipper Zero」で知られるイギリスの企業だ。BUSY Barはその方向性とは異なり、仕事に集中するための道具として作られた。

正面には、6.35インチのフルカラーLEDディスプレイ(72×16ピクセル、最大800ニト)を備える。ここに残り時間や自作のメッセージ、アイコンを映せる。背面には1.54インチのモノクロ有機ELディスプレイがあり、使う本人がタイマーや電池残量を確認できる。周囲の明るさに応じて、表示の明るさは自動で変わる。

使い方の中心は、ポモドーロタイマーだ。これは、集中する時間と休憩を交互に区切って作業を進める方法を指す。設定した時間だけ「取り込み中」と表示し、その間はスマートフォンやパソコンの通知を止めたり、特定のアプリの使用をブロックしたりできる。マイクやカメラが動き出したときや、配信用ソフトが起動したときに、自動で取り込み中へ切り替える設定もある。

スマートホーム規格「Matter」にも対応する。Matterは、メーカーの垣根を越えて機器をつなぐ共通規格だ。これにより、Home AssistantやApple Home、Google Homeと連係し、集中モードに入ると照明を暗くしたり音楽を止めたりといった連動ができる。開発者向けには、HTTP APIやMQTT、PythonとTypeScript向けのライブラリを公開し、ファームウェアもオープンソースとして提供する。

頭脳にはSTMicroelectronicsのマイコン「STM32U5」を、通信にはSilicon LabsのチップでWi-Fi 6とBluetooth Low Energy 5.4に対応する。3250mAhのバッテリーを積み、待機で約2週間、表示を出し続けて約8時間もつ。

BUSY Barは、待機リストに登録すると179ドル、発売後は先着分の後に249ドルとなる。出荷はアメリカやEU、イギリス、カナダ向けが対象で、日本国内での取り扱いは現時点で確認できていない。無線機能を含むため、日本で使う場合は技適の扱いに注意がいる。

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FabScene編集部

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