Kynooeが、プログラミング不要で声でも操作できるモジュラー式のAIロボットアーム「Kynooe(キノー)」をクラウドファンディングのKickstarterで先行予約開始した。スマートフォンアプリから動かせる一方、ROS2やPython SDKにも対応するため研究者や開発者も使える。早割価格は499ドル(約8万円)で、出荷は2026年10月を予定する。
リーチ420mm、最大速度500mm/sのアームで、手首に相当するロール関節とピッチ関節を差し替えられるモジュラー設計だ。カメラ、グリッパー、ライト、マッサージャー、スマートフォンホルダーなど各種モジュールを付け替えることで用途を変えられる。ハードウェアインターフェースとジョイントコントローラーはオープンソースで公開予定で、Makerがオリジナルのモジュールを設計できる。
AIはすべてローカルで動作し、クラウドへの接続は不要だ。顔追跡、ジェスチャー入力、自然言語コマンドによる声での操作に対応する。付属の専用アプリ(iOS/Android)から設定・操作でき、Python SDKやROS2で独自の動作プログラムも書ける。素材はアルミ合金とエンジニアリングプラスチック、重量は1.5kgで、USB-C充電のバッテリーで約2時間動作する。
Kynooeは初出品のプロジェクトで、記載されている最大ペイロード約500gや繰り返し精度±1mmはプロトタイプ時点の値であり、製品版では変わる可能性があると明記している。現在は量産準備と認証取得を進めており、2026年10月の初回出荷を目指す。通常価格1199ドルに対して早割は58%オフとなる。