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4K撮影・時速29kmで自律追尾、DJI出身者らのカメラロボット「Beni」

米カリフォルニア州Palo Altoに拠点を置くスタートアップのMondo Roboticsが、自律追尾型のカメラロボット「Beni」をクラウドファンディングサイトのKickstarterで公開した。人やペットを最高時速28.8kmで追い掛けながら4K撮影する車輪型のロボットで、屋内外の路面を走行し、10インチ(約25cm)の障害物を飛び越えられる。転倒しても自力で復帰する仕組みも備える。プロジェクト実行者はMondo Roboticsで、キャンペーンは2026年7月8日に始まった。同社の開発チームはDJI出身のエンジニアも含む構成だと自己紹介している。

本体は約1.75kg、およそ216×180×180mmの手のひらサイズだ。走行部には屋外向けのグリップ重視ホイールと、屋内向けの静音ホイールが同梱される。カメラは4Kを30fps、3Kを60fps、フルHDを100fpsで記録し、電子式の手ブレ補正を内蔵する。ワイヤレスはWi-Fi 6とBluetooth 5.4に対応する。ストレージは内蔵32GBに加え、microSDカードで追加できる。スワップ式のバッテリーは1本あたり約1.5時間の稼働時間で、予備を持てば撮影を延長できる。

追尾処理はロボット本体で完結し、インターネット接続を必要としない設計だ。手首に付ける磁石式のモーショントラッカーで被写体をロックし、後方から追いかけるTail、横を並走するSide、前方から後退しながら撮るFront、周囲を回るCircleの4モードを切り替えられる。現時点で対応する被写体は人と犬で、今後対象を増やしていく方針だという。撮影データはロボット内蔵ストレージかmicroSDに保存し、オプションでスマートフォンアプリからAI編集も利用できる。

Kickstarterでは早割のSuper Early Birdが549ドル(約8万9000円)、想定小売価格は799ドル(約13万円)と案内されている。日本市場向けの販売時期・価格は明らかにされていない。プロトタイプ機は30人のユーザーによる実地テストを経ており、支援者への出荷は2026年10月開始を予定する。キャンペーンは2026年9月6日まで、達成状況を問わず出資が確定するAll-or-Nothing方式で進行中だ。

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FabScene編集部

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