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90×90mmの小型SBC「Orange Pi 6」、AI性能は45 TOPS

Orange Piが、12コアのArm系SoCを載せた小型シングルボードコンピューター(SBC)「Orange Pi 6」を発表した。基板は90×90mmと手のひらに収まる大きさで、ネットワークは2.5GbEを2つ備える。2025年10月に登場した上位版「Orange Pi 6 Plus」を、より小さくまとめた位置づけだ。

心臓部はCIX Technologyのプロセッサ「CIX P1(CD8180)」で、性能の高いコアと省電力のコアを組み合わせた12コア構成をとる。CNX Softwareによると、Raspberry Pi 5に載るBroadcom BCM2712の3〜4倍の速さだという。GPUとNPU(AI処理に特化した回路)も統合し、CPUと合わせたAI性能は最大45 TOPS(1秒あたり45兆回の演算)に達する。

メモリはLPDDR5を8〜24GB積む。ストレージはNVMe SSD用のM.2スロットを2つ持ち、microSDも使える。映像はHDMIやDisplayPort、USB-Cから出力でき、最大で4K/120Hzに対応する。WiFi 6とBluetooth 5.4はオプションのモジュールで追加する。OSはUbuntu 26.04 LTSの開発者向けプレビューが用意されている。

上位版との主な違いは、ネットワークが5GbEから2.5GbEに、メモリの上限が64GBから24GBへ下がり、LiPoバッテリーへの対応がなくなった点だ。価格は、AliExpressで8GB版がアクティブクーラー込みの239ドル(約3万8700円)で売られていると伝えられている。メモリ価格の高騰もあって、従来のOrange Piほど安くはない。ラズパイを上回る処理性能やAI性能を、手ごろなサイズの基板で使いたい人に向く。

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FabScene編集部

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