Categories: ニュース

傾きで操作する卵型のマウス代替デバイス「OVO」、早割約1万9000円

英NextAxis Designが、手の傾きやジェスチャーで操作する卵型の入力デバイス「OVO」を、クラウドファンディングサイトKickstarterで公開した。机の上を滑らせて動かす従来のマウスとは異なり、本体を傾けてカーソルを動かし、回転やタップで操作する。早割価格は88ポンド(約1万9000円)からだ。

OVOは、3軸加速度センサーと3軸地磁気センサーで3次元空間の向きを検出し、手の微細な動きをカーソル操作に変換する。独自の「Dynamic Balance System」が意図しない手ぶれを補正する仕組みで、この中核技術は特許出願中だ。プロセッサーにはESP32-S3を搭載し、動きの処理はすべて本体内で完結する。接続はBluetooth Low Energyで、ドライバーは不要。Windows、macOS、Linux、Android、iOSに対応する。

本体サイズはD48mm×H61mmで、重さは98g。400mAhのバッテリーで最大80時間の駆動をうたう。充電はUSB-C有線とワイヤレスの両方に対応する。設定は内蔵のWebインターフェースから操作し、ジェスチャーやマクロ、感度、プロファイルをブラウザー上でカスタマイズできる。別売の「OVO Pad」を敷くと、傾けたときに適度な抵抗が加わり、操作の安定性が増す。

ストレッチゴールでは、Arduino向けのライブラリとAPIを備えた「OVO Motion Platform」の提供を予定する。リアルタイムの動きデータやジェスチャーイベントを外部から取得でき、自作デバイスとの連携を見込む。開発は試作の最終段階にあり、CE・FCC認証の取得や金型製作は今後の工程となる。量産と出荷は2026年11〜12月を予定している。

関連情報

FabScene編集部

FabScene編集部