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個人が監視カメラ3430機種の仕様をCC0で公開、つなぐためのRTSPパス付き

Webエンジニアのbassem chagra氏が、監視カメラ3430機種の仕様をまとめたデータベースを公開した。77ブランドを網羅し、ライセンスはCC0、つまり著作権を放棄したパブリックドメインに置いている。カメラ1台につきJSONファイル1本という構造で、全体をまとめたJSONとCSVも配布する。今回の更新では、機種ごとのRTSPのアドレス形式と、録画ソフト「Frigate」にそのまま貼れる設定ブロックが加わった。

監視カメラをHome Assistantなどの自宅サーバーにつなごうとすると、最初につまずくのが映像の取り出し口だ。RTSPという規格に対応していることは製品ページに書いてあっても、実際にどんな文字列を打ち込めば映像が出てくるのかは、メーカーのPDFの奥に埋もれている。同氏が最初にこのデータベースを公開したとき、利用者から最も多く挙がった不足がこの点だった。「RTSP対応」と書かれていても、打つべきパスが分からなければ意味がない。

そこで全機種にRTSPのアドレス形式を追加した。ブランド共通の既定値を用意し、メーカーが別のパスを文書化している機種では個別に上書きする。ONVIFのポート番号とプロファイル情報も、資料に記載があるものは載せた。RTSPのパスをまとめた層は170ブランド分あり、うち116ブランドが検証済み、54ブランドが未検証と区別されている。ストリームのテンプレートは344種類にのぼる。同氏は、パスはすべてメーカー自身の文書と突き合わせて確認しており、他のまとめサイトから写したものはないとしている。

収録の内訳は幅広い。最多はHikvisionの454機種で、i-PRO 354機種、Dahua 335機種、ACTi 248機種と続く。形状はバレット、ドーム、ターレット、PTZ、魚眼、ドアベル型など11種類に分かれる。給電方式で見るとPoEが2639機種、Wi-Fiが600機種、電池式が206機種になる。解像度は4K以上が951機種、4〜5メガピクセルが1421機種、1080p前後が1057機種となる。FrigateやHome Assistant向けの設定が付いているものは2862機種ある。

検索や絞り込みができるWebサイトも用意されているが、同氏はデータ本体が正本でサイトは閲覧用だと位置づける。オフラインで使いたい場合は、リポジトリに含まれるHTMLファイルとJSONをローカルのサーバーで開けばよい。JavaScriptから読み込んで、PoE給電で8メガピクセル以上、といった条件で絞り込む例もREADMEに載っている。

このデータベースはメーカーとは無関係の個人が作ったものだ。仕様はメーカーのデータシートと小売店の掲載情報から集めており、各エントリーには出典のURLが配列で入る。同氏は構築にClaude Codeを使ったと明かしたうえで、編さん作業には誤りが混じりうるので、購入や導入の前に必ず公式のデータシートで確かめてほしいと注意を促している。誤りの報告や機種の追加は、GitHubのイシューやコマンドライン上の対話式ツールから受け付ける。

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FabScene編集部

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