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「誰か来た?」動体検知で玄関カメラ映像に自動切り替えするESP32製玄関モニター

ドアベルの来客確認を小型ディスプレイで手元に置いておきたい。そう考えたPDConAutoTrack氏が、ESP32-S3 SuperMiniとAliExpress製の2インチTFT(ST7789)+ロータリーエンコーダーモジュールを組み合わせた自作ドアベルビューワーをGitHubで公開した。

普段は時刻と日付を表示するクロック画面として動作し、Home Assistantから動体検知または人物検知の通知が届いた瞬間にカメラのスナップショット画面へ自動切り替えする。ロータリーエンコーダーで玄関カメラと庭カメラを切り替え、ノブを押すと手動で最新画像を取得できる。夜間は自動でバックライトを減光する。

アーキテクチャで注目されるのは、役割分担の明快さだ。カメラの画像取得・リサイズ・PNG変換はLinuxサーバーが担い、ESP32-S3には表示に最適化済みの240×320ピクセルのPNGだけが届く。マイコンにカメラストリームのデコードを押しつけない設計で、画像フェッチ・UI描画・エンコーダー操作に専念できる構成だ。PSRAMをESPHomeの設定でQuadモード・40MHzで有効化しており、フレームバッファの余裕がディスプレイ描画を快適にしている。開発時のデバッグ用として、ライブフレームバッファをBMP形式でHTTP経由で取り出すスクリーンショットコンポーネントも実装している。

筐体は趣味材料店で入手した2mm銅パイプを曲げてスタンドを自作し、ディスプレイモジュールのマウント穴で固定している。マザーボードはパーフボードに2.54mmメスヘッダーを並べた手組みで、片面にディスプレイ/エンコーダーモジュール、裏面にESP32-S3 SuperMiniが差し込まれる構造だ。USBケーブルの取り出し方向が今のところ不格好な点は、直角USBケーブルかv2基板で解消する計画だ。

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FabScene編集部

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