ヤコブのはしごは、紐で繋いだ木製ブロックを持ち上げると視覚的なトリックで無限に落下しているように見える伝統的な玩具だ。MeasureOnce氏はこれを3Dプリントで再現し、「Infinite Jacob’s Ladder」として2026年4月にMakerWorldで公開した。ブーストは38万を超え、MakerWorldの注目モデルにも選ばれている。
先行する同氏のプリントインプレイス版(プリンター上で動く状態まで造形するタイプ)と異なり、今作は組み立て式だ。この判断が「Infinite(無限)」の名前の根拠になっている——パーツを追加するだけで好きな長さにできる。氏自身は350%スケールで4.5mの長さを作り、ヤコブのはしごの最大長ギネス世界記録を更新したとしている。
ただし長くすれば動くわけではなく、ブロックの重さのテーパーが必須条件だ。一番上のブロックが最も重く、下に向かって軽くなるよう設計しないと、重力によるカスケード(連鎖的な倒れ)が途中で止まってしまう。100%スケールでは約2.1m(7フィート)が機能する上限で、スケールを大きくするほど機能長が伸びる。
デフォルトの100%スケールでプリント時間は8.5時間、印刷プレート4枚分。250%スケールでは64.6時間・15プレートとなる。組み立てガイドのPDFも同梱されている。コメント欄では75%スケールでシリコンスプレーを使うと動作が改善するという報告もある。