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米Align、3Dプリンターで直接造形するマウスガードを米国で試験提供へ

マウスピース型の歯科矯正装置「インビザライン」を手がける米Align Technologyは、3Dプリンターで直接造形するスポーツ用のマウスガード「Invisalign Sports Guard」の試験提供を米国で始める。同社が2026年10月28日に発表した第3四半期の決算資料で、Joe Hogan社長兼CEOが同じ週のうちに米国での試験提供を始めると明らかにした。

Invisalign Sports Guardは、同社の口腔内スキャナー「iTero」で読み取った歯並びのデータをもとに、利用者ごとに合わせたマウスガードそのものを3Dプリンターで造形する。厚さは複数から選べる。提供するのは、試験に参加するインビザラインの取扱歯科医だ。

同社は、接触の多いスポーツで脳しんとうの危険への関心が高まり、スポーツ用マウスガードの市場が大きく伸びているとみる。マウスガードを使う年代は、子どもや10代の矯正の利用者と重なっており、同社は新製品でインビザラインの認知と利用も広げたいとしている。

同社は3Dプリンターで装置を直接造形する技術の幅を広げている。決算資料でHogan氏は直接造形に使う次世代の3Dプリント材料の基盤を「NXT Technology」と呼び、インビザラインの製品全体へ使い道を広げているとした。2026年には、歯の表面に付ける小さな突起(アタッチメント)を3Dプリントで作る「Invisalign Specifix」も投入している。

第3四半期の売上高は10億1480万ドル(約1600億円)で、前年同期比1.9%増えた。マウスピース型矯正装置の売上高は8億3930万ドル(約1300億円)で4.2%増、症例数は6.6%増の69万600件だった。iTeroを含む画像診断機器とCAD/CAMサービスの売上高は1億7550万ドル(約280億円)で7.6%減ったが、iTeroの設置台数は前年同期比で2桁の割合で増え、世界での累計は15万7000台を超えた。

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FabScene編集部

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