画像1枚から3Dフィギュア制作、DMMが受注生産型グッズサービス開始

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DMMは2025年7月16日、画像1枚から立体グッズを造形できる新サービス「3Dプリントグッズ制作」の提供を開始した。3Dプリンター技術を活用し、キャラクターフィギュア、タイトルロゴグッズ、アパレルなど多様な立体グッズのオンデマンド生産を可能にする。受注生産方式により、クリエイターは在庫リスクなしでグッズ展開ができる。

従来、個人クリエイターや小規模な作品では、グッズ化に必要な初期投資や最小ロット数がハードルとなっていた。本サービスでは一般的な金型ではなく樹脂造形を採用することで、イニシャルコストを抑えた生産を実現している。

サービスの特徴は、人物写真や2Dイラストなど画像1枚から3Dモデル化を実現できることだ。前後や3面図があれば、より高品質なグッズ造形が可能になる。製作可能なアイテムは、キャラクターフィギュア、タイトルロゴのキーホルダー、Tシャツ・デニムなど幅広い。


サービス利用の流れは、問い合わせから約2か月半でグッズが完成する。内訳は、問い合わせから打ち合わせまで1週間、データ作成3週間、データ監修2週間、サンプル造形1週間、サンプル監修2週間、本製品作成1週間となっている。

本サービスでは3Dデータ上でサイズや色の変更に即座に対応可能で、個別のニーズに合わせたカスタマイズができる。製作したグッズは自社ECサイトでの販売のほか、クリエイター参加型通販サイト「DMM.makeクリエイターズマーケット」での展開も可能だ。

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