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EasyDevKitsがESP32開発ボードを発売、デバッガー内蔵で配線が不要に

EasyDevKitsが、JTAGデバッガーを基板に載せたESP32開発ボード「ESP32-WROVER-E WCH JTAG DevKit」を販売している。USB-Cケーブルをつなぐだけで、ソースコードを1行ずつ追いながらの動作確認に入れる。外付けのアダプターも配線も要らない。価格は29.99ユーロ(約5500円、税込)で、通常価格の39.99ユーロから下げている。

従来この作業には、別売りのJTAGアダプター基板と、対象のチップへの配線が必要だった。TCK、TMS、TDI、TDO、GNDといった信号線をつなぐ手間がかかるうえ、ピンの割り当てを間違えたり接触が緩んだりする。開発元は、この面倒さが初心者を1行ずつの動作確認から遠ざけていると指摘する。

デバッガーの役割はWCH製のCH347Tが担う。基板に直接載せてあり、USB-Cをつなぐと緑色のJTAG用LEDが点灯する。あとはVS CodeのESP-IDF拡張機能に専用の設定ファイルを読み込ませ、ビルドと書き込みを済ませてOpenOCDを起動し、デバッガーを接続する。区切りを設定すれば、そこで止めて1行ずつ進められる。

開発元が最も手こずったのは、そのCH347Tを動かす部分だった。OpenOCDが標準で対応するJTAGアダプターに含まれていないため、ドライバーを自分で組み込む必要があったという。

導入時の条件も明記している。WindowsではZadigというツールでWinUSBドライバーを入れる必要があり、Linuxでは何もせずに動く。ESP-IDFは6.0のベータ2以降を求める。設定ファイルは同社がボード別に用意し、手順の解説と動画も公開している。

FTDIのFT2232Hを載せた製品もあり、こちらはZadigで選ぶ対象が異なる。同社は手順のページで両方の場合を書き分けている。

Redditの投稿には批判的な意見も欲しいとして反応を募ったところ、読者から根本的な問いが返った。USBシリアルとJTAGの機能を最初から内蔵するESP32を使えばよいのではないか、そうすれば開発用の基板でも製品用の基板でも同じように動く、というものだ。C3やC6、H2など後発の機種はこの機能を持つ。今回の製品が載せるWROVER-Eは初代ESP32系にあたり、外部のデバッガーが要る世代になる。

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FabScene編集部

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