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アヒル型ロボット「Microduck」のArduino版、中国企業が設計データを公開

Hugging Face傘下のPollen Roboticsが予約販売しているアヒル型の二足歩行ロボット「Microduck」を基に、Arduino UNO Qで動くようにした派生版「XGO Duck」を、中国のLuwu Dynamicsが2026年9月にGitHubで公開した。アヒルの形、15個のサーボモーターの配置、関節の並び順はMicroduckのものをそのまま使っており、同社もその旨をリポジトリに明記している。

Microduckは高さ25cmで、2026年8月27日に予約受付が始まった。価格は399ドル(約6万3000円、税・送料別)だ。動作は物理シミュレーションの中で強化学習によって身に付けさせ、ソフトウェアはオープンソースで公開されている。XGO Duckはこれを基に、制御ボードをArduino UNO Qに、モーターを別の市販サーボ15個に替えた。センサーや電源、モーターの配線をまとめる拡張基板は自社で設計した。

Arduino UNO Qは、Linuxが動くコンピューターとマイコンの2つを1枚に載せたボードだ。XGO Duckでは、Linux側がニューラルネットワークを1秒間に50回動かして各関節の目標角度を決め、マイコン側が1秒間に100回サーボを制御する。マイコン側はLinux側の処理を待たずに動き、Linux側の計算が遅れた回は飛ばす。

動作は、歩く、転んだら起き上がる、くちばしで物を拾うの3種類だ。体が55度以上傾いた状態が0.15秒続くと、起き上がり用のモデルに切り替わる。拾う動作は、立って歩いているときだけ使え、4秒間だけ専用のモデルに切り替えて口を最大30度開き、閉じる。

操作にはパソコンやスマートフォンのブラウザーを使い、画面のスティックやキーボードで歩く向きと速さ、頭の動きを指示する。操作画面を閉じるか、裏に回して1秒以上たつと、モーターの位置制御が止まる。

公開したのは、3Dプリンターで出力する胴体や脚、頭の部品データ、拡張基板の回路図と基板データ、部品表、組立ガイドだ。足の裏と口は柔らかい素材で出力する。部品表には、Arduino UNO Q、拡張基板、サーボ15個、18650電池1本、小ねじ200本などが並ぶ。

同社はXGO Duckの販売の予定や価格を明らかにしていない。2つのリポジトリにはライセンスの記載がなく、公開されたデータを改変や再配布に使えるかどうかは示されていない。

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FabScene編集部

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