フレキシブル基板を使った小型モーターや極小ロボットで知られるCarl Bugeja氏が、手のひらに載る学習用ロボットキット「ProtoBot」の予約受付を始めた。組み立てとプログラミングを通じてロボットの基礎を学べるキットで、価格は早期の枠で74ユーロ(約1万4000円)からだ。
ProtoBotは、機構の組み立てから電子回路、センサー、ソフトまでを一通り扱える教育向けの小型ロボットだ。キットは3種類ある。電子部品を自分ではんだ付けし、外装も3Dプリンターで好きな色で作る「DIY Pro」、はんだ付けして透明な外装に収める「Pro」、はんだ付け済みで届きすぐ動かせる「Beginner」だ。
頭脳には、同社のモジュール「CodeCell C6 Drive」を使う。マイコンのESP32-C6に、モーター駆動や電池の充電、明るさ・近接の検知、9軸の動きセンサーをまとめた小さな基板だ。本体には、配線を減らすフレキシブル基板で4つの小型モーター(N20)とRGBの目のLED、前方の近接センサーをつなぐ。
大きさは6.3×7.5×2.3cm、重さ92g、最高速度は毎秒26cm。航続はおよそ35分で、無線で約40m先まで届く。操作は無料アプリ「MicroLink」(Android/iOS対応)で、ジョイスティック操作や、コードブロックを並べて図形を描かせる自動化などができる。
外装やソフトはオープンソースで、3DデータやArduino向けのライブラリが公開されている。ブレッドボードを載せれば、温度や湿度などのセンサーを足して機能を広げられる。ProtoBotはマルタから発送され、通常価格は79ユーロ(約1万5000円)だ。