ポーランドのSonocottaが、手持ちのスピーカーをWiFiやBluetoothに対応したネットワークスピーカーへ変える小型基板「Louder ESP32 Mini」を発売した。価格は42×42mm版が15ドル(約2400円)、52×52mm版が20ドル(約3200円)で、通販サイトのLectronzとTindieで購入できる。
多くのパッシブスピーカーは、背面にケーブルをつなぐための端子カップを備える。Louder ESP32 Miniは、この端子カップごと置き換える設計だ。元のカップを外して内部配線を基板のWAGOコネクタにつなぎ、開口部にはめ込んで元のネジ4本で固定する。はんだ付けは要らない。基板は小型スピーカー向けの42×42mmと、大型向けの52×52mmの2サイズをそろえる。
頭脳となるのはESP32-S3で、8MBのPSRAMを搭載する。音声処理にはDSP機能を備えたTAS5805M DACを使う。対応するファームウェアは幅広く、Spotify ConnectやAirPlay、Bluetooth、Logitech Media Serverで再生できるSqueezelite-ESP32、snapserverと組み合わせて複数の部屋で同期再生するSnapclient、スマートホーム基盤のHome Assistantと連携するESPHomeなどを選べる。自作ファームウェアの書き込みにも対応する。
基板はオープンソースハードウェアで、EasyEDAの回路図やGerberファイルをGitHubで公開している。まだ使えるスピーカーを廃棄せず、スマートホームの一部として生かす狙いがある。既存のエコシステムにそのまま乗る形なので、手持ちの機材とソフトウェアですぐに試せる。