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遊舎工房がKeychronと分割キーボードを共同開発、トラックボールを内蔵

自作キーボードの専門店である遊舎工房が2026年9月16日、香港のキーボードブランドKeychronと共同で、トラックボールを内蔵した分割キーボード「Keychron Valkey Orb」を開発していると発表した。試作機を9月17日から始まる3つのイベントで展示する。

分割キーボードは、左右を離して置くことで肩と胸を開いた姿勢を保てる。自作キーボードの領域では以前から作られてきた形で、遊舎工房もキットを扱ってきた。今回はそこへKeychronの量産技術が加わる。

右手側にはΦ25mmのトラックボールを内蔵する。親指をホームポジションから開いた位置に配置しており、手を大きく動かさずにマウス操作へ移れる。筐体はアルミで、ボールを転がしたときに本体が動かないだけの重さを確保するとしている。

スイッチはホットスワップに対応し、Cherry MX互換のソケットを採用する。はんだ付けをせずに好みのスイッチへ交換できる。キーマップとマクロの設定にはKeychron Launcherを使う。接続は無線と有線の両方に対応する。

色はブラックとホワイトの2種類。販売価格は未定で、同社は試作段階の想定仕様であり量産までに変わる可能性があると断っている。

展示は3カ所になる。9月17日から21日まで幕張メッセで開かれる東京ゲームショウ2026のKeychronブース、9月23日に東京流通センターで開かれるTOKYO KEYBOARD EXPO 2026のKeychronブースと遊舎工房ブース、10月3日にDMM.comグループのセミナールームで開かれる天下一キーボードわいわい会Vol.12のKeychronブースと遊舎工房ブースである。

販売はクラウドファンディングを通す。メディアジーンが運営するオンラインストア「ギズマート」で2026年内に実施する予定で、開催日は決まり次第あらためて告知するとしている。

遊舎工房は2018年12月設立で、東京都台東区上野に実店舗を構える。自作キーボードの専門店として通販サイトを運営するほか、工作スペースの提供やレーザーカット、UVプリントの加工サービスも手がける。2025年3月には、九州でホームセンターのグッデイを展開する嘉穂無線ホールディングスのグループ会社となった。

Keychronは2017年に設立された香港のブランドで、日本国内では株式会社コペックジャパンが総代理店を務める。無線製品については技適の認証を取得している。Valkey Orbの価格と発売時期は未定で、クラウドファンディングの開催日とあわせて後日告知される。

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FabScene編集部

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