4K撮影とAI自動トラッキング機能を搭載したスポーツ撮影カメラ「XbotGo Falcon」

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XbotGoは、スポーツ撮影に特化したAIカメラ「XbotGo Falcon」をKickstarterで発表した。同製品は4K解像度での撮影が可能で、AIを活用した自動トラッキング機能により、サッカーやバスケットボールなど20種類以上のスポーツの撮影に対応する。

「XbotGo Falcon」は6TOPS(Tera Operations Per Second)のAIチップを搭載し、リアルタイムでの選手追跡や動作検出を行う。Sony製イメージセンサーを使用し、4K解像度で30fpsでの録画が可能。360度の水平回転と180度の垂直チルト機能により、フィールド全体をカバーする撮影ができる。

AIによる自動撮影とハイライト生成機能

同製品の特徴として、ユーザーが手動で操作することなく、AIが自動的に試合や練習の重要な場面を追跡する機能がある。背番号認識機能により特定の選手を追跡することも可能で、ワンタップでハイライト動画を生成する機能も備える。

撮影した映像は専用のXbotGoアプリを通じて確認でき、リアルタイムでのライブ配信にも対応。YouTube、Facebook、XbotGo Live、RTMP対応プラットフォームへの配信が可能だ。

バッテリー容量は10,000mAhで、最大180分の連続撮影ができる。本体はIP55の防水規格に対応し、雨天時でも使用可能。Wi-Fi 6(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)とBluetooth 5.2に対応し、最大1024GBのmicroSDカードをサポートする。

本体サイズは134.2×116.6×71.7mm、重量は815g。カラーバリエーションはShadow Gray、Edge Green、Pulse Pinkの3色を用意する。

Kickstarterでの販売価格は、Super Early Bird価格で399ドル(約5万6000円)から。通常価格は699ドル(約9万8000円)を予定している。Elite Packには三脚が付属し、498ドル(約7万円)から販売される。

XbotGoはBlink Tech, Inc.の消費者向けAIブランドで、創設者はコンピュータービジョンの専門家であるDr. David Tan氏。同社は以前に「XbotGo Chameleon」を成功裏にKickstarterで販売した実績がある。プロジェクトの締切は2025年10月17日で、2026年1月の配送開始を予定している。

関連情報

XbotGo Falcon Kickstarterプロジェクト

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