
Braveridgeは2025年10月10日、釣り向けブランド「釣りマサムネ」を立ち上げ、第1弾製品としてIoTスマートヒットセンサー「SMART HIT」を発売した。竿に取り付けるだけで魚のアタリを検知し、Bluetooth接続したスマートフォンに光と音で通知する製品で、価格は7700円(税込、電池別売)。
最大100m離れた場所からアタリを検知
SMART HITは、竿に取り付けた高感度センサーが魚のアタリを検知し、最大100m離れた場所にあるスマートフォンに通知する。複数の竿を出してアタリを待つぶっこみ釣りでは、炎天下や雨天での待機が負担となり、アタリの見逃しも起こりやすかった。SMART HITを使えば、車内やテント内でくつろぎながらアタリを待つことができる。
専用アプリを起動してデバイスを近づけるだけでペアリングが完了し、すぐに使用できる。センサーの感度は釣り場の波や風の強さ、狙う魚種に応じてカスタマイズ可能で、誤検知を防ぎながら確実にアタリをキャッチする。Braveridgeが産業向けIoTで培った無線技術を釣り用に最適化した。
SMART HITは、夜釣りで複数の竿を出すときや、雨天・炎天下での待機、大物狙いでアタリを逃したくないときなどに適している。
製品は、登録者37万人超の釣り系YouTuber「ヨネスケ」氏が完全監修した。ヨネスケ氏はぶっこみ釣りの第一人者として、自身の経験から欲しかった機能を詰め込んだとしている。通知時間や音量調節など、アプリ側で細かく設定できる機能にもこだわったという。
Braveridgeは今回立ち上げた「釣りマサムネ」ブランドで、今後も釣り向けのIoT製品を展開していく予定だ。