
FabSceneの読者投稿フォームに、M5Stackを活用した便利なファイル管理ツールが寄せられた。tomorrow56氏が開発した「M5Stack WiFi Uploader」は、M5StackをポータブルなWiFiファイルサーバーとして機能させるArduinoライブラリだ。
スマートフォンで撮ったスクリーンショットをPCに送りたい。よくある場面だが、意外と面倒だ。Googleドライブにアップロードしてダウンロードする、メールで自分宛に送る、あるいはUSBケーブルで接続する。どれも一手間かかる。
「スマートフォンのスクリーンショットを外出先でも簡単にPCと共有したい」。tomorrow56氏がこのライブラリを作った動機はシンプルだ。M5StackをWebサーバーとして起動させ、同じWiFiネットワーク内のデバイスからブラウザ経由でSDカード内のファイルを操作できるようにした。
「USBポートがあれば、外に簡単に持ち出せる簡易ファイルサーバーとして、Webブラウザからの直感的な操作でM5Stackに装着したSDカード内のファイル管理が可能なので、プレゼン資料やドキュメント作成等の効率が大幅に向上しました」とtomorrow56氏は説明する。
複数ファイル同時アップロードやWebSocketにも対応
ライブラリの主な機能は以下の通りだ。Webベースの直感的なファイル管理UI、スマートフォンにも対応したレスポンシブデザイン、複数ファイルの同時アップロード、拡張子による制限機能、WebSocketによるリアルタイム通信、そしてAPモード(M5Stack自体がアクセスポイントになる)とSTAモード(既存のWiFiに接続する)の両方に対応している。
必要なハードウェアはM5Stack BASICと8〜32GBのmicroSDカードのみ。ライブラリにはHTTPアップロード、全機能デモ、ファイルダウンロード、WebSocket版の4種類のサンプルスケッチが含まれており、用途に応じて選べる。
ソースコードはGitHubで公開されており、MITライセンスで利用できる。
※この記事は読者投稿フォームからの応募に基づいて作成しました。
FabSceneでは、あなたが開発したユニークな作品を募集しています。詳しくはこちらから

