ラズパイで手のジェスチャー操作の動画プレーヤーを構築——オープンソースの「HandPi Kiosk」

FabScene(ファブシーン)

Raspberry Piで動作する、手のジェスチャーだけで操作できる動画再生システム「HandPi Kiosk」がGitHubで公開されている。マウスやキーボードを使わず、カメラに向かって手を動かすだけで動画の再生や一時停止、メニュー操作などを制御できる。

HandPi Kioskは、Googleの機械学習フレームワーク「MediaPipe」による手のトラッキングと、動画プレーヤー「MPV」を組み合わせたシステムとなる。Raspberry Pi OS Lite(64ビット版Bookworm)上でヘッドレス動作し、起動と同時にメイン動画をループ再生する。

操作は指の組み合わせで行う。親指と人差し指を近づけて保持するとメニューが開き、親指と中指でメニューをスクロール、親指と薬指で選択した動画を再生する。手のひらを見せると一時停止と再開、親指と中指で音量アップ、親指と薬指で音量ダウンといった操作が可能だ。

誤操作を防ぐため、ジェスチャーには安定フレーム数とホールド時間による判定、クールダウン時間の設定が組み込まれている。感度やしきい値はPythonスクリプト内で調整できる。

対応ハードウェアはRaspberry Pi 400(4GB)およびRaspberry Pi 5(8GB)で動作確認済み。Raspberry Pi 3B+ではMediaPipeのジェスチャー処理が動作しなかったという。カメラはUSB Webカメラのほか、Raspberry Pi Camera Module V3にも対応する。

セットアップはリポジトリをクローンしてインストールスクリプトを実行するだけで完了する。systemdによる自動起動に対応し、一度設定すれば電源を入れるだけで動画再生が始まる。動画ファイルは指定のフォルダ構造に配置し、ファイル名がメニュー上のタイトルとして表示される。

ライセンスはApache License 2.0で、GitHubでソースコードが公開されている。

関連情報

HandPi-Kiosk(GitHub)

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