AI推論最大128 TOPSとモーション制御を1枚に統合、D-Robotics「RDK S100」シリーズをスイッチサイエンスが発売

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スイッチサイエンスは、中国深圳のD-Roboticsが開発したロボティクス向け開発ボード「RDK S100」シリーズの販売を2026年1月20日に開始した。AI推論とリアルタイムモーション制御を1枚のボードで両立するヘテロジニアスアーキテクチャを採用している。

RDK S100シリーズは、「認知ブレイン」と「運動ブレイン」を統合した構成が特徴だ。認知ブレイン側には6コアのARM Cortex-A78AE CPUと独自のBPU Nashアーキテクチャを搭載し、AI推論を担う。運動ブレイン側には4コアのARM Cortex-R52+ MCUを搭載し、高フレームレートかつ低遅延でのリアルタイム関節制御を処理する。MCUとBPUの組み合わせにより、CPU負荷を最大80%削減できるという。

ラインナップは標準モデル「RDK S100」と上位モデル「RDK S100P」の2種類。RDK S100はBPU演算性能80 TOPS、CPUクロック1.5 GHz、メモリ12 GB LPDDR5を搭載し、価格は8万5690円。RDK S100PはBPU演算性能128 TOPS、CPUクロック2.0 GHz、メモリ24 GB LPDDR5を搭載し、価格は10万6150円となる。両モデルともに64 GBのeMMCストレージを内蔵し、M.2 Key M SSD拡張にも対応する。

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インターフェースは、4レーンMIPI CSI-2を3系統備えるカメラ拡張コネクタ、最大2560×1440/60Hz出力のHDMI、ギガビットイーサネット×2、USB 3.0×4、40ピンGPIOなどを搭載する。電源は12〜20V DC入力で、90Wアダプターが付属する。

Visual / Point Cloud Detection、LLM、VLMといった大規模モデルのデプロイに対応し、ハードウェアアクセラレーション済みのROS 2パッケージも提供される。

アクセサリとして、カメラ拡張ボード(1万230円)、MCUポート拡張ボード(8140円)、グローバルシャッターセンサーSC132GSと6軸IMU ICM-42688-Pを搭載したステレオカメラモジュール「GS130WI」(1万450円)も同時発売された。

関連情報

プレスリリース(PR TIMES)

RDK S100 Developer Kit(スイッチサイエンス)

RDK S100P Developer Kit(スイッチサイエンス)

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