5分でコールドブリュー完成、携帯型コーヒーマシン「Ecoldbrew」

FabScene(ファブシーン)

Ecoldbrewは、5分で本格的なコールドブリューコーヒーを抽出できる携帯型コーヒーマシンの先行予約をKickstarterで受け付けている。CES 2026でBest Kitchen Tech賞を受賞した製品だ。

従来のコールドブリューは12時間の浸漬時間が必要だが、Ecoldbrewは特許取得済みの遠心抽出技術とフラットバーグラインダーを組み合わせることで、5分間で同等の味わいを実現する。コーヒー豆を最適な粗さに挽き、水流と豆の接触を最適化することで、従来の製法と同じ深みのある味わいを再現するという。

本体サイズは約98×140×296mmで質量は約1.25kg。車のカップホルダーやバックパック、オフィスバッグに収まるコンパクト設計だ。電源不要で持ち運べるため、通勤中や旅行先、アウトドアでもバリスタレベルのコールドブリューを楽しめる。

1回の抽出量は12oz(約355ml)で、バッテリーは1回の充電で最大8回分の抽出が可能だ。USB-C充電に対応し、最大60Wの急速充電をサポートする。

操作は本体上部のタッチLEDパネルとダイヤル式コントロールで行う。ダイヤルで豆の挽き具合を調整でき、LEDパネルには操作手順、現在の状態、残り時間がダッシュボード形式で表示される。付属のモバイルアプリを使えば、各抽出の記録を自動的に抽出曲線と風味プロファイルとして記録できる。抽出時間と回転速度を調整することで、濃厚なコンセントレートから軽めでなめらかな味わいまで、好みに合わせたカスタマイズが可能だ。

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清掃機能も充実している。内蔵の水循環システムが残留物を自動的に洗い流し、磁気式抽出チャンバーは取り外して素早くすすげる構造だ。

Stanley 40ozタンブラーとの互換性を持ち、精密な注ぎ口により液だれせずに移し替えられる。Ecoldbrewを使用することで、年間700個以上の使い捨てカップを削減できるという。

素材はトライタンコポリエステルと304ステンレススチールを使用。コーヒー豆ホッパーの容量は25gで、フラットバーグラインダーは挽き具合を調整できる。水系統はペリスタリックポンプと密閉循環システムを採用し、液体接触部分は食品グレードのチューブのみを使用している。

製品は「The Essential」「The Standard」「Home & Go」の3種類のパッケージで提供される。The Essentialはブリューイングコア、充電ケーブル、清掃ブラシ、ユーザーマニュアルを含む。The Standardはカスタム40oz断熱カップが追加され、Home & Goにはさらに安定したブリューイングスタンドが付属する。

開発チームは、コーヒー機器とスマートホーム家電開発で10年から20年以上の経験を持つ専門家で構成され、Xiaomi、Philips、De’Longhi、Ningbo Borineなどでの勤務経験を持つ。

製品開発中は専門バリスタが長期アドバイザーとして、テストとキャリブレーションに協力している。

12カ月間の保証が付帯し、2026年3月に量産を開始、同月中に出荷を予定している。

関連情報

Ecoldbrew – Kickstarterプロジェクトページ

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