
日経BPは2026年3月31日、「ラズパイ工作パーツ大全950種」(ラズパイマガジン編)を発売した。税込み2860円。
電子工作でラズパイを活用しようとしたとき、最初の壁になるのがパーツ選びだ。センサーひとつを取っても種類が多く、仕様も複雑で、初心者には「どれを買えばいいのか分からない」という状況が生まれやすい。本書はその問題に正面から向き合った一冊で、国内で入手可能なラズパイ向け電子パーツ950種を54の分野に分類し、各パーツの機能・特性・購入方法・価格などを一覧表にまとめている。
前身となる「ラズパイ工作パーツ大全915種」(2023年刊)から分野数・収録種数ともに拡大しており、生成AIの活用に関する解説(I2CやPWMの解説に続く第7部「生成AIのアドバイスを活用しよう」)が追加されたのも今版の特徴だ。
本書は全5章構成。第1章では電子工作の基本としてデジタル入出力やアナログ入力、I2Cなどを取り上げ、第2章でパーツ大全54分野950種を収録する。第3章ではラズパイとPicoを使った作例集として「暗くなったら明かりを点灯する」「BOXティッシュの残量チェッカー」「Picoで電波時計を作ってみよう」など6つのプロジェクトを紹介。第4章では実験を通じた電子パーツの動かし方を解説し、第5章でRaspberry Piシリーズの選び方やOS準備、はんだ付け入門をまとめている。
Raspberry PiシリーズとマイコンボードのPicoシリーズの違いや使い分けについても解説しており、どちらのボードで工作を始めるか迷っている読者にも参考になる内容だ。A4変型判・164ページ。Amazonや楽天ブックス、紀伊國屋書店などで購入できる。

