「トランジスタ技術」2026年5月号、特集はパワエレ入門——ワイヤレス給電3D LiDARや電動エア・ダスタの製作記事も

FabScene(ファブシーン)

CQ出版が「トランジスタ技術」2026年5月号を2026年4月10日に発売した。定価1210円(税込)。特集テーマは「簡単に電動化!使えるパワエレ回路」で、電力スイッチング回路とインテリジェント・パワー・モジュール(IPM)を3部構成で解説する。

特集の冒頭では、EVや産業用ロボット、ヒューマノイドなど電動化が加速する現代において、パワエレ技術が回路設計者にとって「避けて通れない必須スキル」になりつつあると解説。設計ミスが発火や破損に直結する難しさを認めつつ、市販のパワエレモジュールを活用することで初心者でも取り組みやすい入口を示している。

製作記事の目玉は2本だ。第1部第1章では、約1500円のワイヤレス給電モジュール(Seeed Studio製)と無線LAN内蔵のRaspberry Pi Pico 2 Wを組み合わせた回転式3D LiDARを製作する。ToF距離センサを360°回転させて周囲の点群データを取得する装置で、給電・通信ともに非接触にすることで回転部への配線引き回しを不要にした構成だ。

第1部第2章は、ラジコン航空機用の電動ダクテッドファンをUSB PDモバイルバッテリで駆動する電動エア・ダスタの製作例。DC-DCコンバータと電子スピードコントローラ(ESC)をキットとして組み合わせ、最大60Wで動作する。100円ショップのおもちゃ筐体をケースに転用している点も特徴的だ。

第2部はIPMの入門解説。2cm×3cmで定格5〜30A・600Vに対応する小型IPMのセレクションガイドや、周辺回路設計のステップなどを収録している。別冊付録として「トラ技Jr. 2026年春号」が付属する。

関連情報

CQ出版
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