3Dプリンターで作る太陽系の機械式模型、ギアの組み合わせで惑星の公転周期を99.9%再現——データは無料公開

FabScene(ファブシーン)

太陽系の惑星がギアで連動して動く機械式模型「オーラリー」を、3Dプリンターだけで作れるモデルデータがMakerWorldで無料公開されている。公開したのはJustRob氏で、2026年2月23日にアップロードした。

オーラリーとは、歯車の組み合わせで太陽の周りを惑星が公転する様子を再現する天体模型だ。今回のモデルは水星から土星までの6惑星と月を備え、各惑星の公転周期の誤差はわずか0.1%以内に収まっている。ただし、惑星の大きさと軌道の距離は実際のスケールとは異なる。実スケールにすると模型が部屋サイズになるため、歴史的なオーラリーも含め公転周期だけを正確に再現するのが一般的だ。

元の設計はYvo de Haas氏(Ytec3D)が2017年にInstructablesで公開したもので、Creative Commons Attribution-ShareAllikeライセンスで配布されている。JustRob氏のリミックス版では、惑星にカラーとテクスチャを追加し、全パーツを1つの.3mfファイルにまとめた。真鍮チューブを曲げるための治具も追加されている。モーターは100rpmから15rpmに変更され、動きがゆっくりになった。プリントにはBambu Lab A1を使い、ギアやアーム、惑星には0.2mmノズル、ベースには0.4mmノズルを使用した。0.4mmノズルのみでも造形できる。

組み立ては容易ではなく、ギアの噛み合わせ調整やボールベアリングの取り付け、真鍮チューブの曲げ加工が必要になる。組み立て手順はオリジナルのInstructablesガイドに詳しい。

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