ラズパイ用3Dプリントケース「KlawDeck」、AIエージェントPicoClawの持ち運びノードに

FabScene(ファブシーン)

AIエージェント「OpenClaw」の軽量版「PicoClaw」をRaspberry Piで持ち運ぶための3Dプリントケース「KlawDeck」が、GitHubでオープンソース公開された。制作者はcrussella0129氏。

OpenClawは2026年1月に話題になったオープンソースのAIエージェントで、メールの管理やタスクの自動化をチャット経由で指示できる。ただしメモリーを1GB以上消費するため、動作にはMac miniクラスのマシンが求められていた。PicoClawは中国のSipeedが開発した軽量版で、Go言語で書き直すことでメモリー使用量を10MB以下、起動時間を1秒以内に抑えた。Raspberry Pi ZeroやRISC-Vボードなど低スペックなハードウェアでも動作する。

KlawDeckはこのPicoClawノードを手軽に構築するためのケースだ。第1弾の「Desktop Series V1」はRaspberry Pi 4 Model Bと5の両方に対応し、M2.5ネジで固定する構造になっている。STLファイルがGitHubで公開されており、家庭用3Dプリンターで出力できる。

OpenClawの登場以降、ラズパイをAIエージェントの専用端末として使う動きが広がっている。Raspberry Pi公式ブログもOpenClawのセットアップ方法を紹介しており、メインPCと切り離した環境でAIエージェントを常時稼働させるメリットを説いている。KlawDeckはそうしたPicoClawノードを物理的にまとめるケースとして、AIエージェント+ラズパイの組み合わせをさらに手軽にする試みだろう。

関連情報

KlawDeck(GitHub)

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