1万3000回/分で動作する小型電動サンダー、リニアモーター駆動で振動85%低減

FabScene(ファブシーン)

香港のHOZO Designが、ディテール研磨用の小型電動サンダー「NeoSander」をクラウドファンディングプラットフォームKickstarterで発表した。最大1万3000回/分の高速往復動作が特徴で、従来の往復式サンダーとは異なるリニアモーター駆動方式を採用している。

従来の往復式サンダーは回転モーターからギアとロッドを介してサンディングヘッドを往復させる機構だが、NeoSanderは垂直配置のリニアモーターでヘッドを直接駆動する。ギアやロッドを省いたことで、より直接的で精密な動作を実現したという。

ストローク長は0.6mmから1.8mmの範囲で調整可能。8種類の形状のサンディングヘッドが付属し、尖った先端、平面、半円筒形、円弧形、鋭角形など、さまざまな細部形状に対応する。サンドペーパーは#180から#1500までの8段階のグリットを用意し、粗削りから鏡面仕上げまで対応する。

振動低減のため、サンディングヘッドと逆方向に動くカウンターウェイトを内蔵し、ハンドル部分の振動を85%低減したとしている。集中度(concentricity)は0.05mm以下で、従来の往復式サンダー(0.30mm以上)と比較して精密な動作が可能という。

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サンディングヘッドは着脱式で、曲線刃とジグソー刃の2種類の往復式ソーブレードにも対応する。本体重量は約89g(サンディングヘッド除く)、サイズは104×53×28mm。バッテリーは3.7V 1100mAhで、軽作業時で最大240分、重作業時で45分の連続使用が可能。USB Type-Cポートで充電し、専用充電ドックを使用すると30分で充電できる。IP54の防水防塵性能を備える。

Kickstarterでの早期支援価格は、本体とサンディングヘッドコレクション、基本サンドペーパーキット、TOGOケースのセット「NeoSander Pro」が69ドル(約9600円)。2セット版の「NeoSander Pro ×2」が129ドル(約1万8000円)。マスターサンドペーパーキット(各グリット4枚、うち1枚はフォーム層付き)と充電ドック、ソーコレクションを含む「NeoSander Premium Combo」が129ドル(約1万8000円)。3種類のツール(NeoSander、NeoBlock、NeoBlade)をセットにした「Maker Pro All-in Combo」が499ドル(約6万9800円)。プロジェクトは2026年3月11日に締め切られ、製品の発送は2026年5月の予定。

関連情報

NeoSander: Mini Electric Reciprocating Detail Sander(Kickstarter)

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