フォトポリマーのマイクロジェット方式で50万色超を再現するデスクトップ3Dプリンター「inew3d QC2A」、定価1万ドル未満でKickstarterに登場

FabScene(ファブシーン)

中国のSIMBA 3Dが手がける新ブランドinew3dは、フォトポリマーのマイクロジェット方式でフルカラー造形を行うデスクトップ機「QC2A」をKickstarterでクラウドファンディング中だ。

QC2Aは、CMYWの4色フォトポリマー樹脂を液滴レベルで混合するマイクロジェット技術によって50万色以上を出力できる。ビルドボリュームは200×160×80mmで、サポート材は水溶性のため後処理が水洗いだけで完結する。従来のFFF方式のようなサポート密度や層高の細かな調整は不要で、データを読み込んでスライスするだけで印刷を開始できる設計だ。ハードウェアの変更なしに複数の樹脂素材に対応し、各素材のプロファイルを自動で読み込む。

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他社のフルカラー3Dプリンターによる造形物(左)との比較

AIを使った3Dモデル生成機能も搭載している。写真・AIアート・テキストプロンプトから色情報・テクスチャ込みの造形データを生成でき、最初の100モデルは無料、以降は1モデルあたり約0.07ドル(約11円)の従量制となっている。

筐体はアルミ合金フレームで、クローズドループサーボモーターによる動作補正でバッチ印刷時の安定性を担保している。SIMBA 3DはLCDプリンターの量産・出荷実績を持つメーカーで、マイクロ流体制御や高精度樹脂システムの技術を転用したと説明している。定価は1万ドル(約157万円)未満を予定している。

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