砲弾の破片が貫通したMacBook Air、画面に穴が開いても動作を継続――ウクライナの兵士がXに投稿

FabScene(ファブシーン)

ウクライナの兵士がXに投稿した写真が話題になっている。砲弾の破片が直撃して画面に穴が開いたM1 MacBook Air(2020年モデル)が、一部の表示機能を維持したまま動作を続けていたのだ。

投稿者はウクライナ国家親衛隊アゾフ旅団所属の@lanevychs氏。2026年1月1日の投稿では「MacBook Air M1の防弾レベルはどのくらい? こいつは砲弾の破片に耐えたよ」とコメントしている。続く投稿では、損傷したディスプレイでXのタイムラインをスクロールする動画も公開された。「このノートパソコンからXのツイートを読める」という。

もちろん、Appleはノートパソコンを防弾仕様で設計しているわけではない。しかし、破片がディスプレイとキーボード部を貫通しても本体が動作を続けたという事実が、多くの反響を呼んでいる。

1枚のアルミブロックから削り出す筐体設計

MacBookシリーズは2008年以降、アルミニウム合金の削り出しによるユニボディ構造を採用している。複数のパーツを組み合わせる従来工法と異なり、1枚の金属ブロックからCNC加工で筐体を削り出す方式だ。

Appleによれば、現行のMacBook Airには100%リサイクルアルミニウムを使用している。アルミニウム合金は軽量でありながら剛性が高く、ファンレス設計のMacBook Airではヒートシンクとしても機能する。

今回の事例では、破片がディスプレイ側から侵入し、キーボード面で停止したとみられる。複数の報道では、破片がバッテリーパック中央部を貫通したにもかかわらず発火しなかった点も指摘されている。投稿者は「何か表示するけど、修理代は新品と同じくらいかかる」とも述べている。

ただし、これはあくまで偶発的な結果であり、破片の速度、質量、角度によって結果は大きく変わる。同様の状況で常に同じ結果が得られるわけではない。

fabsceneの更新情報はXで配信中です

この記事の感想・意見をSNSで共有しよう
  • URLをコピーしました!