厚さ6mmの電子ペーパーフォトフレーム「PICPAK」、1回の充電で1年以上動作

FabScene(ファブシーン)

米AutoHeartが、電子ペーパーディスプレイを搭載したミニフォトアルバム「PICPAK」をKickstarterで発表した。2026年1月の出荷を予定している。

PICPAKは4.2インチ(400×300ピクセル)のE-Inkディスプレイを搭載し、500〜650枚の写真を本体に保存できる。厚さは6mmで、背面にマグネットと折りたたみ式スタンドを内蔵しており、冷蔵庫やデスク、ベッドサイドなど好みの場所に設置できる。550mAhのリチウムバッテリーを内蔵し、スタンバイ時間は最大400日。本体サイズは87×83mmで、重量は60gとなっている。

スマートフォンとBluetoothで接続し、専用アプリから写真を転送する仕組みで、本体のボタンを押してアプリと連携し、写真を選ぶだけで転送が完了する。保存した写真はランダムに切り替わり、ドアを開けたタイミングでリフレッシュする機能も備える。

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Wi-Fi(802.11 2.4GHz)接続にも対応し、ニュースダイジェストやデイリーアート、名言、天気予報といったコンテンツを購読できる機能を搭載した。朝9時にニュースを表示するといったスケジュール設定も可能で、写真表示だけでなく情報端末としても活用できる設計となっている。ただし開発元によれば、このコンテンツ購読機能は開発中で、届いた時点では利用できない可能性があり、出荷後3か月以内のソフトウェアアップデートで対応する予定だという。

カラーはDeepMemBlue(青)、MiracleRed(赤)、Farstar White(白)の3色を用意。複数台を並べて1枚の画像を分割表示する機能や、本体を振ると特定のコンテンツを表示するジェスチャー機能も搭載している。

関連情報

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